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川口鋳物屋日記

NHK「美の壺」で文化鍋が紹介されました。

9月10日、NHKの人気番組「美の壺」の調理器具特集で、弊社の製品「文化鍋」が放送されました。

工業製品の匠と機能を融合させた逸品としてご紹介いただきました。 文化鍋は祖父がつくった製品なので、弊社にとってはとっておきの「メモリアル〉商品なのです。我事ながら60年前によくあんなに綺麗に作ったものだと思いました。メーカーの冥利は作り上げた製品に、確かに魂を感じることです。 丁寧に仕上げられた「文化鍋」を見ると、いつもそんなことを考えます。

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2010年9月13日 17:15 | Comments(0)

パブリカがマンゴーの味になる鍋

弊社で発売している味わい鍋は全国のお客様にお届けしています。
お客様の声によりますと、その中で御好評のメニューの中に、ラ・タトウユいわゆる「季節野菜の蒸し煮」があります。フランスの田舎料理なのですが「味わい鍋」で作るとこれがまた美味いの何の。特にお薦めはこれ。
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材料入れて、弱火で20分の、ほとんどワンアクションで完成です。口に入れるとまるでマンゴーみたいに甘くてとろけます。
やはり、肉厚鋳物の鍋でないと、これはできません。(→詳しくはこちらをどうぞhttp://www.aziwainabe.com/recipe/recipe03.html)

2010年9月 4日 17:12 | Comments(0)

LED照明式の車止めの通電テスト

鹿沼市に設置したLED照明式の車止めの通電テストを行い、性能のチェックを行いました。

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内部の照明機器のチェックを行います。

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通電の確認を行います。

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最後に、照明カバーを取り付けて検査完了です。

2010年8月 4日 11:47 | Comments(0)

春日局と左甚五郎

 皆さんは春日局についてどんなイメージをお持ちでしょうか?たいていの方は、「家光の相続を家康に直訴した功臣」といった歴史上の情報に限定される場合も多いと思うのです。
 でも、実は生前の、しかもほぼ美しい女盛りの時期の彼女の肖像は現存しています。それも天才彫刻家の作品として。作者は左甚五郎。 伝説の名人です。
日本建築の装飾彫刻や鋳物の世界にいる者なら、知らない人はモグリです。
この像は多分、実物大でできていて、きちっと正座しています。家光の時代から400年近くも。

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 私個人的には左甚五郎の東照宮の彫刻群よりも、この春日局の姿を実写的に作り上げた「作品」が好きです。
 この彫像は家光自身が乳母の思い出を伝えるために造らせたので、多少の理想化はしていると思いますが実際の面影を残していると思うのです。
 展示場は閑散としてお昼休みに誰もいない館内で彼女と対峙していると、ほんとに生きているように見えてきます。
 端正なたたずまいで、何を問いかけても答えてはくれませんが。。

2010年1月22日 20:55 | Comments(0)

特注の大型門扉

弊社では今まで多数の鋳物門扉を製作・施工しています。 現場はそれこそ多種多様で開口12mの超大型門扉、それから宗教法人・学校法人・大使館・公営ギャンブル場まで一つ一つが脳裏に焼きついています。

門扉につける装飾も色々で、みんな素敵な特長を持っていますが、たとえばある大使館の鋳物門扉の模様でこんなことがありました。

それは星を夜空にちりばめたようなイメージなのですが、監理の先生(本国からお見えになった高名な先生だそうです)によるとオリエント文明の世界観を意味するとか。 それが旋律なのか、模様にシンボリックな意味があるのか。。ストーリーは何か?

もっと先生に教えてもらえばよかった。僕はもともとその手の好奇心がすごく強いので、必ずそこういう時は先生のそばをつかず離れず、機会を見てさっと近づいて教えていただくのですが、やはり言葉の壁が。。

ボク 「多くの現場をやってきましたが非常に独創的な意匠だと思います」

先生 「・・・・(無言)」

ボク 「この紋様は何かお国の文化をシンボリックに表現なさっているのでしょうか?」

先生 「・・・・(無言)」 ←無言だが、怒っているわけではなさそうな雰囲気。

ボク 「やはり日本のウェットな文化と違い、透き通った何かを感じますが」

    やはり、言葉が通じない。 やむなく身振り手振りでマリオネット吉田みたいに,ハラショーを連発するも不発?

先生 「うにゃらららら〜」 

突然に、好奇心旺盛の教え子に説明するみたいに熱意を込めて説明いただきましたが悲しいかな、まったく言葉が分からない。でも先生は、自国の文化に興味を示している異国の男に、知性あふれる眼差しでニコニコしながら何かを語っている。 なんだか暖かさを感じる。こういう雰囲気がすごく好きなんだなあ。

大使館の方 「これは我が国独自の伝統文化と宗教の融合、そして世界観を表現しているそうです」

門扉の模様は見方によっては楽譜みたいなイメージで、色々な宗教でも説法の際に音楽の旋律を用いますから、何か音楽と宗教哲学に関連性があるのではないかとも思いましたが、、どうなのかなー。。

もっとお話したかったのですがこれではムリ。残念だったなあ。。

2009年12月 6日 20:48 | Comments(0)



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